当院の院長は、大学病院の歯科口腔外科に長期在籍していましたので、難しい親知らずの抜歯に特化して治療が可能です。お困りの方はご相談ください。
難しい親知らずの抜歯
困難な歯の抜歯はお任せください

親知らずの抜歯につきましては2,800本以上の経験があります。
永久歯上下28本が生え揃うのは12歳頃です。
その後、17~21歳頃から一番奥に第三大臼歯が生えてきます。
正常に咬んでいれば抜歯の必要はありませんが、虫歯が深く神経の治療ができない、何度も腫れや痛みを繰り返す、顎関節症や歯列矯正の原因になっているなどの症状がある場合、抜歯をおすすめします。
親が手をかけて育てる時期を過ぎ、親の知らないうちに生えるというので「親知らず」と呼ばれたり、知恵がついてから生えるということで「智歯」ともいいます。
今すぐ親知らずを抜いてほしいという方へ
親知らず抜歯時の補足です。親知らずに限りませんが、腫れて、痛いから、今すぐ抜いてほしいという方がよくいらっしゃいますが、炎症が広がり、腫れたり、痛みがひどい時には、抜歯はできません。なぜなら、その状態の時は麻酔が効かない(効きにくい)からです。
難しいことは端折りますが、つまり、ということは・・・
「麻酔が効かない=痛くて抜けない」です。
また麻酔もそうですが、外科的侵襲を加えることにより、さらに腫れがひどくなることもある(炎症が広がる恐れがある)ためまず洗浄、投薬などで炎症を抑えてから抜歯ということになります。虫歯もそうですが、痛くなってから、腫れてからでは遅いのです。
親知らずや虫歯が心配な方は、一度当院にご相談下さい。
親知らずを抜く際、最大のリスク
親知らずを抜く時のリスクについて説明します。どんな親知らずだと、抜かなくてはいけないのかは、上記の親知らずの項目を見て下さい。まず抜いた後、個人差はありますが、痛み、腫れ、出血を多かれ少なかれ伴うことがあります。
また、発熱や口が開きにくいなどの症状もまれに出ることがありますが、これらは、およそ2、3日から1週間前後で落ち着きます。
最大のリスクは何か?・・・といいますと、上の歯は、上顎洞への交通、下の歯は、下歯槽管の損傷。この2つにつきます。なんのこっちゃ?と思いますので、順番に説明します。
上の親知らずを抜く際の注意点
まず上の親知らずですが、人によっては歯根の部分が鼻の両サイドにある上顎洞というところに近い、もしくは中に入っている人がいます。上顎洞の粘膜は薄く、抜いた時に穴があいてしまう場合があります。
すると、そこから空気が漏れ、感染などを引き起こすと、上顎洞炎(蓄膿症)という病気になってしまいます。勿論あいた後の対処法として、蓋をしたり縫ったりして治すのですが、閉じるまでに1ヶ月以上かかる場合があります。
下の親知らずを抜く際の注意点

次に下の親知らずですが、こちらは歯根の近くに下歯槽管(かしそうかん-写真歯根の下の白い線)というこの周りの知覚を司っている神経や血管が存在し、この管を切ったり傷つけたりすると、麻痺(しびれ)や大量出血が起こります。
これもそれぞれに対応する薬や処置がありますが、麻痺などは治るまでに、数カ月要することがあります。
こんな説明を聞くと、抜きたくないとお思いかもしれませんが、適切な処置をすれば問題ありません。親知らずのことでお悩みの方は、一度当院にご相談下さい。
9:30-13:00(最終受付12:30) 14:30-19:00(最終受付18:30)
[ 休診日 ] 日・祝
〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘23-14
東急田園都市線 青葉台駅西口
徒歩 5 分