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続・親知らず
前回に続き、親知らず抜歯時の補足です。
親知らずに限りませんが、腫れて、痛いから、今すぐ抜いてほしいという方が
よくいらっしゃいますが、炎症が広がり、腫れたり、痛みがひどい時には、
抜歯はできません。なぜなら、その状態の時は麻酔が効かない(効きにくい)からです。
難しいことは端折りますが、つまり、ということは、麻酔が効かない=痛くて抜けない です。
また麻酔もそうですが、外科的侵襲を加えることにより、さらに腫れがひどくなることもある
(炎症が広がる恐れがある)ためまず洗浄、投薬などで炎症を抑えてから
抜歯ということになります。虫歯もそうですが、痛くなってから、腫れてからでは遅いのです。
親知らずや虫歯が心配な方は、一度エムズデンタルにご相談下さい。
I’m Not In Love
(Album : THE ORIGINAL SOUND TRACK / 10cc)
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親知らず
今日は親知らずを抜く時のリスクについて説明します。
どんな親知らずだと抜かなくてはいけないのかはエムズデンタルHP(親知らず)を
見て下さい。まず抜いた後、個人差はありますが、痛み、腫れ、出血を伴います。
また、発熱や口が開きにくいなどの症状も出ることがありますが、これらは、
およそ2、3日から1週間前後で落ち着きます。
最大のリスクは何か?といいますと、上の歯は、上顎洞への交通、下の歯は、下歯槽管の損傷。
この2つにつきます。なんのこっちゃ?と思いますので、順番に説明します。
まず上の親知らずですが、人によっては歯根の部分が鼻の両サイドにある上顎洞というところに
近い、もしくは中に入っている人がいます。上顎洞の粘膜は薄く、抜いた時に穴があいてしまう
場合があります。すると、そこから空気が漏れ、感染などを引き起こすと、
上顎洞炎(蓄膿症)という病気になってしまいます。勿論あいた後の対処法として、
蓋をしたり縫ったりして治すのですが、閉じるまでに1ヶ月以上かかる場合があります。
次に下の親知らずですが、こちらは歯根の近くに(写真歯根の下の白い線が下歯槽管)
下歯槽管というこの周りの知覚を司っている神経や血管が存在し、この管を切ったり
傷つけたりすると、麻痺(しびれ)や大量出血が起こります。これもそれぞれに対応する
薬や処置がありますが、麻痺などは治るまでに、数カ月要することがあります。
こんな説明を聞くと、抜きたくないとお思いかもしれませんが、適切な処置をすれば
問題ありません。親知らずのことでお悩みの方は、一度エムズデンタルにご相談下さい。
ひこうき雲 / 荒井由美
9:30-13:00(最終受付12:30) 14:30-19:00(最終受付18:30)
[ 休診日 ] 日・祝
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